お答えでございます
昨日のブログで、花かばさんから疑問のお声をいただきました。
答をコメント欄に書いていたのですが、長くなってしまいましたので、こちらで書かせていただきたく存じます。
花かばさんのお尋ねは、インタビュー記事の中に書かれている質問(インタビュアーの発言)は簡単なものですが、そんなに簡単な質問で多くの発言を引き出せるのでしょうか?
どうやってやるのか、何かテクニックがあるのでしょうか?
というものでした。
取材中、本当はもっとたくさん質問しています。
しかし、インタビュー記事はお答えくださった方のご発言を掲載することが目的なので、原稿化する時にインタビュアーの発言はできるだけ短くします。
花かばさんがお読みくださった文楽番付(プログラム)の場合は、1行~3行におさめるように心がけています。
取材させていただいている最中は、話題もあっちへ行ったりこっちへ行ったりしますので、原稿化する時に、内容に沿って順番を入れ替え、まとめて、章のようなものに分けます。
たとえば、現在上演中の作品についての章、師匠の思い出の章、今後の抱負の章に分けて構成するわけです。
質問には、その話の導入部や見出しの役割もあるのです。
また、話し言葉と字で見る言葉では印象が違うことがありますので、それも修正や補足をします。
たとえば、「あほ」という言葉。
目の前で話すと、表情や口調から「これは愛情をこめた〈あほ〉やなあ」「これは呆れて言うた〈あほ〉やなあ」とわかるのですが、字だけ見るときつく感じられます。
こういう時は、「いとおしそうな表情で」など、補足の言葉を入れます。
また、長いインタビュー記事の場合、お伺いしたお話の全てが原稿になることは、あまりありません。
雑談を抜いても、だいたい5~6割でしょうか。
その時のテーマではないけれど、前段階からお聞きしないとわからないお話もあるからです。
取材ノートを閉じてから、思いがけないよいお話が出てくることもあります。
ノートを片付けると、先方様はほっとひと息つかれて気持ちがほぐれるのでしょう。
そういう時は、帰りの電車の中や駅のトイレで、慌ててノートにメモをすることもあります。
原稿化は、お話の中からエッセンスを抜き出すような作業だと思っていただければよいかもしれません。
森西や私だけではなく、ほとんどの取材者はこういう作業を経て原稿を書いていると思います。
長くなりまして、失礼いたしました。
答をコメント欄に書いていたのですが、長くなってしまいましたので、こちらで書かせていただきたく存じます。
花かばさんのお尋ねは、インタビュー記事の中に書かれている質問(インタビュアーの発言)は簡単なものですが、そんなに簡単な質問で多くの発言を引き出せるのでしょうか?
どうやってやるのか、何かテクニックがあるのでしょうか?
というものでした。
取材中、本当はもっとたくさん質問しています。
しかし、インタビュー記事はお答えくださった方のご発言を掲載することが目的なので、原稿化する時にインタビュアーの発言はできるだけ短くします。
花かばさんがお読みくださった文楽番付(プログラム)の場合は、1行~3行におさめるように心がけています。
取材させていただいている最中は、話題もあっちへ行ったりこっちへ行ったりしますので、原稿化する時に、内容に沿って順番を入れ替え、まとめて、章のようなものに分けます。
たとえば、現在上演中の作品についての章、師匠の思い出の章、今後の抱負の章に分けて構成するわけです。
質問には、その話の導入部や見出しの役割もあるのです。
また、話し言葉と字で見る言葉では印象が違うことがありますので、それも修正や補足をします。
たとえば、「あほ」という言葉。
目の前で話すと、表情や口調から「これは愛情をこめた〈あほ〉やなあ」「これは呆れて言うた〈あほ〉やなあ」とわかるのですが、字だけ見るときつく感じられます。
こういう時は、「いとおしそうな表情で」など、補足の言葉を入れます。
また、長いインタビュー記事の場合、お伺いしたお話の全てが原稿になることは、あまりありません。
雑談を抜いても、だいたい5~6割でしょうか。
その時のテーマではないけれど、前段階からお聞きしないとわからないお話もあるからです。
取材ノートを閉じてから、思いがけないよいお話が出てくることもあります。
ノートを片付けると、先方様はほっとひと息つかれて気持ちがほぐれるのでしょう。
そういう時は、帰りの電車の中や駅のトイレで、慌ててノートにメモをすることもあります。
原稿化は、お話の中からエッセンスを抜き出すような作業だと思っていただければよいかもしれません。
森西や私だけではなく、ほとんどの取材者はこういう作業を経て原稿を書いていると思います。
長くなりまして、失礼いたしました。
by 64413337
| 2008-01-08 15:53

雑誌『上方芸能』 広瀬依子編集長のつぶやき
by 64413337
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